札幌学院大学
2015 年 26 巻 1 号 p. 19-24
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
「場」と「行為者」という2つの視点からの「在宅」の意味の再検討を通して、在宅医療の意義と課題を論じた上で、高齢者を主たる対象とした在宅医療が高齢者保健福祉政策の動向のなかでどのように展開してきたかを、2006年から2015年の10年に着目して明らかにする。そのなかで浮かび上がる高齢者の自宅および地域、そして医療からの排除の側面を批判的に検討し、そうした事態を解きほぐすための若干の提言を最後に示したい。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら