昭和学士会雑誌
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症例報告
シューレース併用陰圧閉鎖療法と浅側頭動脈島状皮弁により再建した外傷性前頭部皮膚欠損の1例
松延 武彦髙木 信介黒田 正義
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2022 年 82 巻 2 号 p. 94-98

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抄録

頭部の皮膚は伸展性が乏しいため,広範囲の頭部皮膚欠損では局所皮弁と植皮,または遊離皮弁による再建を行い,後日エキスパンダーによる有毛部再建が行われることが多い.今回,われわれは自傷行為による前頭部皮膚欠損に対してシューレース法と陰圧閉鎖療法を併用したvacuum assisted shoelace techniqueと浅側頭動脈島状皮弁による一期的再建を行った.術後6か月経過時点で良好な経過を得られたため,若干の文献的考察を含めて報告する.

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© 2022 昭和大学学士会
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