2012 年 43 巻 p. 51-67
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本稿は,電子出版に関する研究に焦点をあて,2000年以降の動向を示し,その問題点や今後の課題を指摘することを目的とする.特に,学会誌である『出版研究』掲載記事を中心に17記事のレビューをし,さらに関連学会の動向も検討したが,投稿論文は少なく,報告・解説的な記事が多くを占める結果となった.電子出版研究は研究の積み重ねが不十分で,10年前と同様に未だ確立の途上にあると結論づけた.
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