抄録
地球規模の温暖化、気候変動、人口増加により、水問題は、緊急に解決しなければならない最重要問題として、いまや世界で認識されている。水問題解決の取り組みの一環として、3回の地球観測サミットの結果を受け、複数システムからなる統合的な地球観測システム(GEOSS)の構築が実現に向けて推し進められている。本研究では、グリッドベースに改良した分布型流出モデルであるGBHM(Geomorphologic-Based Hydrological Model)を用いてメジェルダ川流域の洪水流出解析を行った。そして、衛星雨量情報は実流域を再現できるのかを検証し、また、ダム操作モデルを加えることは実流域をより良く再現するのに有用であるのか検証を行った。