水文・水資源学会研究発表会要旨集
第24回(2011年度)水文・水資源学会総会・研究発表会
セッションID: 13
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降水・リモートセンシング (8月30日 16:30~18:00)
衛星観測情報を用いた地表面温度の年々変動の分析
*萬 和明児玉 隆敏キム スンミン立川 康人椎葉 充晴
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抄録
局地的あるいは広域の水循環において地表面水文量が果たす役割は大いが,地表面状態の広範囲かつ長期間にわたる現地直接観測を実施するのは困難である.そこで本研究では,衛星 Terra および衛星 Aqua に搭載された MODIS センサによって観測される地表面温度に着目し,地表面状態の時間的な変動を分析した.本研究で使用したプロダクトは MOD11C1 および MYD11C1 の2種類の全球データであり,空間解像度は6km,対象期間は2001年から2010年までの10年間である.本研究では,1年を8日毎の46期間にわけた各期間における地表面温度の年々変動を分析した.その結果,各期間における地表面温度の年々変動の大きさは空間的・季節的に変化することが推定された.また,各期間における地表面温度の平年値からの偏差の標準変量を指標として,年々の偏差が大きい領域や時期が抽出された.
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© 2011 水文・水資源学会
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