流域圏（河川・沿岸）統合モデルの開発（その２）

鈴木 靖; 佐藤 嘉展; 道広 有理

doi:10.11520/jshwr.24.0.134.0

第24回（2011年度）水文・水資源学会総会・研究発表会

セッションID: P81

DOI https://doi.org/10.11520/jshwr.24.0.134.0

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主催: 水文・水資源学会

河川・湖沼

流域圏（河川・沿岸）統合モデルの開発（その２）

*鈴木靖, 佐藤嘉展, 道広有理

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キーワード: 流域圏統合モデル, Hydro-BEAM, 海洋循環モデル, 移流拡散モデル

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抄録

河川源流域から沿岸部までの流域圏の水と物質循環を統合的に評価するツールとして，流域圏統合モデルの開発を進めている．東京湾に流入する荒川，江戸川，多摩川の河川流量を300m³/s増加させた計算によると，河川水の広がりは千葉から横浜沖まで，反時計回りに拡大することが明らかとなった．沿岸の芝浦における平均水位は約1cm上昇する．今後は移流拡散モデルを組み込み，温暖化による土砂や水温などの沿岸環境への影響を調べる予定である．

責任著者(Corresponding author)

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