水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2013年度研究発表会
セッションID: 44
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【森林水文・農地水文】9月27日(金)10:55~12:40
ヒノキ人工林における林分構造の変化が蒸散量に及ぼす影響の評価
*鶴田 健二小松 光久米 朋宣篠原 慶規大槻 恭一
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抄録

森林管理は林分構造を変化させ,蒸散量ひいては流出量に影響を及ぼす.水資源に配慮した森林管理を行うためには,林分構造と蒸散量の関係を知っておく必要がある.そこで本研究では,日本の主要な人工林樹種であるヒノキを対象とし,林分構造の変化が蒸散量に及ぼす影響を定量化する方法を確立することを目的とした.様々な林分構造を持つヒノキ人工林において樹液流計測を実施し,DBHから単木蒸散量を試験プロット横断的に推定可能であることを示した.これは,DBHと単木蒸散量の関係が試験プロットによらず一定であったためである.この単木蒸散量の推定法に加え,林分収穫表の林分構造データを併せて用いることで,ヒノキ人工林における林分構造の変化が林分蒸散量に及ぼす影響を定量化することが可能となった.

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© 2013 水文・水資源学会
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