日本応用数理学会論文誌
Online ISSN : 2424-0982
ISSN-L : 0917-2246
残差多項式係数の計算過程に着目した積型BiCR法
村田 悠一郎相原 研輔阿部 邦美石渡 恵美子
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2013 年 23 巻 3 号 p. 417-437

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抄録

IDR(s)法とBiCGSTAB法の関係を示す際に,IDR法に近い形式のBiCG法が用いられる.このBiCG法は,残差を更新する交代漸化式とその係数の計算法が従来とは異なる.近年,そのBiCG法から導かれる積型BiCG法の有効性が報告されている.本論文では,同様の考え方を積型BiCR法に適用し,ベクトルを更新する漸化式やその係数の計算法を部分的に変更した新たなアルゴリズムを提案する.最後に,提案手法の有効性を数値実験により検証する.

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© 2013 一般社団法人 日本応用数理学会
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