日本応用数理学会論文誌
Online ISSN : 2424-0982
理論
ハミルトン方程式に対する離散勾配法のRiemann構造不変性
石川 歩惟谷口 隆晴
著者情報
ジャーナル フリー

26 巻 (2016) 4 号 p. 381-415

詳細
PDFをダウンロード (1016K) 発行機関連絡先
抄録

概要. 離散勾配法はエネルギーの保存・散逸則を満たす微分方程式に対し,それらを保つ数値計算法を導出する方法である.この方法では離散勾配と呼ばれる離散版の勾配を用いて方程式を離散化するが,離散勾配は通常の勾配と同様に空間に備わる内積に依存する.そのため,得られる数値計算法も内積に依存しそうであるが,ハミルトン系に対する計算法は内積に依らず不変となることがある.本論文では離散勾配法のこの不変性について論じる.

著者関連情報
© 2016日本応用数理学会
次の記事

閲覧履歴
feedback
Top