日本集中治療医学会雑誌
Online ISSN : 1882-966X
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薬剤溶出性ステント時代における冠動脈疾患の治療
三嶋 正芳市川 稔児玉 和久
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13 巻 (2006) 3 号 p. 221-227

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抄録

再狭窄というアキレス腱を克服すべく開発された薬剤溶出性ステント(drug-eluting stent, DES)は最初の臨床治験(RAVEL study)で従来の金属ステントに比して劇的に良好な成績(6ヶ月後の再狭窄率:0%)を収めてデビューした。引き続いての臨床治験における血管内超音波検査を用いたサブ解析で,DESによる治療群では8ヶ月の遠隔期でも新生内膜増生が著しく遅延し,有意に大きな血管内腔を確保できると報告された。再狭窄克服の可能性を有する薬剤溶出性ステントの導入は心臓病治療に劇的な変化をもたらしつつあり,実際の心臓病治療の現場では適応拡大が幅広く行われつつある。最近,RAVEL studyから3年後の成績が報告された。本報告はステント治療後の成績を二重盲検で検討した最初の報告であり,治療の安全性と効果が3年間に亘って持続することを示した。本稿ではこのように進歩の著しい経皮的冠動脈形成術治療の現況と問題点を概説した。

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  • 「日本版敗血症診療ガイドライン2016」訂正について     2017年2月に発行した「日本版敗血症診療ガイドライン2016」中の「CQ5-6:抗菌薬はプロカルシトニンを指標に中止してよいか?」につきまして,「推奨:敗血症,敗血症性ショックにおける抗菌薬治療で,PCT 値を指標に抗菌薬の中止を行わないことを弱く推奨する(2B)。」(同意率78.9%)としておりました。 しかし,本ガイドライン発行後に新たにRCT1件*を追加してメタアナリシスを行ったところ,28日死亡率が有意に改善し,抗菌薬投与日数も有意に短縮するという結果となりました。 この結果を本邦の臨床現場に適用できるかも含めて委員会内で議論し投票を行った結果,「推奨:敗血症において,PCT を利用した抗菌薬の中止を行うことを弱く推奨する(2B)。」(同意率78.9%)に変更いたします。詳細は,日本集中治療医学会ホームページhttp://www.jsicm.org/news-detail.html?id=168にて公開中の修正版 S53頁,S54頁,S61頁,S62頁 をご参照いただきますよう,お願い申し上げます。*de Jong E, van Oers JA, Beishuizen A, et al. Efficacy and safety of procalcitonin guidance in reducing the duration of antibiotic treatment in critically ill patients: a randomised, controlled, openlabel trial. Lancet Infect Dis 2016;16:819-27.                2017年9月7日 日本集中治療医学会・日本救急医学会合同日本版敗血症診療ガイドライン2016作成特別委員会委員長:西田 修副委員長:小倉 裕司担当理事:織田 成人(日本集中治療医学会)担当理事:田中 裕(日本救急医学会)
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