農業農村工学会論文集
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研究論文
かき殻ジオポリマーモルタルを充填した舗装路面の温度上昇抑制効果
石黒 覚山中 正善
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2019 年 87 巻 2 号 p. I_197-I_204

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抄録

夏季のアスファルト舗装路面の高温は, 舗装の耐久性低下だけでなく都市部におけるヒートアイランド現象の一因ともいわれている.このため, 遮熱性舗装などの環境に配慮した舗装技術が求められている.本研究では, かき殻や廃瓦などのリサイクル材を細骨材に用いたジオポリマーモルタルを利用し, これらを開粒度アスファルト舗装表面の空隙に充填して遮熱性を付与する舗装工法を提案した.幾つかの試験舗装を施工して夏季の路面温度を測定し, 温度上昇に対する抑制効果を調べた.この結果, かき殻を細骨材としたジオポリマーモルタルを充填した場合において, 温度上昇抑制効果が最も大きく, 舗装路面の最高温度は密粒度アスファルト舗装に比べて約11℃低下した.

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© 2019 公益社団法人 農業農村工学会
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