情報知識学会誌
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調査報告
情報記録手法と記憶定着・理解度の関係についての実験報告
--手書き記録時とキーボード記録時の差異について--
曽根原 士郎齋藤 敦子
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2010 年 20 巻 1 号 p. 32-37

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抄録

一般的に、手書きでの情報記録手段は、教育現場において学習・記憶・理解の効果を高めると言われている。しかし、近年のビジネス現場ではパソコンへのキーボード入力が主流であり、特に若いビジネスワーカーはそれらデジタルツールを巧みに使いこなしながら、効率的に業務を行っている。本実験では手書き記録手法の良さを再認識すると同時に、これからのビジネスワーカーがデジタルツールを用いてさらに生産性を高めていく可能性が示唆された。

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© 2010 情報知識学会
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