著者所属:アブダクション研究会
2013 年 23 巻 2 号 p. 147-152
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「ラティスの構造モデル」は,脳を含む自然の非平衡開放系が,臨界点におけるエネルギーの均衡から逸脱し,均衡へ回帰する<恒常的な循環>の動態を,数理的な四本のシンプルな式で表現している.これを脳の情報処理に適用する「脳の情報処理の動態モデル」は,情報の自己組織化がダイナミックに達成される脳のネットワークの相補的な臨界性の機序を構成的に示すものである.人間の知識の形成と活用は,この相補的な臨界性の動態と共に実現される.
情報知識学会研究報告会講演論文集
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