大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻
2019 年 30 巻 1 号 p. 8-17
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要約:乳酸菌の遺伝子組換え実験は、使用する菌株が研究者によって異なることや、ツールの入手が困難であることから、経験のない研究者が一から立ち上げるのは非常に骨が折れる作業である。本総説では、筆者が乳酸菌の遺伝子組換えと培養実験をゼロから立ち上げてきた経験をもとに、乳酸菌の宿主・ベクター系の選定、形質転換、発現系の最適化、遺伝子破壊/ 挿入、組換え体を用いた培養実験という一連の実験を円滑に実施するための手がかりを提供したい。
乳酸菌研究集談会誌
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