国際交流基金日本語国際センター
2010 年 2 巻 p. 38-45
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日本語教育における漢字を専門とする留学生を対象とし、漢字学習に関してどのような意識(感情)を持っているのかについて、PAC分析を用いて調査を行った。本稿は調査協力者2名の事例研究であるが、漢字指導への示唆を得ようとするものである。調査の結果、留学生の意識として(1)丸暗記ではなく文脈の中で学びたい(2)使い方・使い分けを学びたい(3)学習のゴールを知りたい(4)学習方法を知りたい(5)好きな学習方法で学びたい、の5点があげられた。
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