早稲田大学日本語教育研究センター
2012 年 4 巻 p. 81-86
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教室外で日本語に触れる機会がほとんどない環境での日本語学習において,文字教育は大変重要な課題である。特に,ひらがな・カタカナの読み書きに慣れてきた学習者に対する漢字の導入は,時として学習意欲を喪失させる原因ともなりうる。本稿では,その学習意欲に着目し,筆者自身がドイツの中等教育機関の一つである言語特別ギムナジウムの6年生のクラスで行った新たな漢字指導の実践例を報告する。
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