JSL漢字学習研究会誌
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言語の枠を超えた第二言語としての漢字教育の研究と連携 II : 基礎資料としての漢字2,200字の汎用性調査(第43回研究会,1.研究発表)
徳弘 康代
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2014 年 6 巻 p. 30-35

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抄録

本稿では,言語の枠を超えた第二言語としての漢字教育の研究のための基礎資料として,インターネット上での漢字の出現頻度と汎用性を調査する。本研究で漢字の汎用性とは,漢字が多言語で使われる度合のこととし,その算出方法は各漢字のウェブ全体の出現頻度における日本語ページの出現頻度の占める割合とする。この割合の低いものほど,他言語でも使われる汎用性が高い漢字といえる。汎用性の情報は,漢字圏の日本語学習者には日本語でのみ使用頻度の高い漢字に重点を置いて学習することに役立つ。また,複数の漢字圏の言語に興味を持つ学習者にも有用な情報となる。

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© 2014 著者
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