日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
第7回日本ロービジョン学会学術総会・第15回視覚障害リハビリテーション研究発表大会合同会議 プログラム・抄録集
セッションID: OIV-3
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一般口演 IV
静岡県における在宅訓練の新たな形について
*古橋 友則石光 和雅
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抄録

平成16年度より静岡県の事業として、(社)静岡県視覚障害者協会が委託を受けてスタートした「視覚障害者訪問自立支援事業」は県内在住の視覚障害者にとって在宅で迅速に訓練を受けることを可能にし、自立と社会参加を支援する上でも大きな成果を出し始めている。  また本事業は、県内在職の歩行訓練士にとっても新たな方法での活動の場をもたらすとともに、行政、当事者団体、障害者生活支援センターなどとの連携により、新たなニーズの掘り起しにもつながっている。  諸諸の課題もあるが、それらの課題を明確にし、今まではそれぞれの職場(病院・生活訓練施設・療護施設・授産所など)での活動に留まり、なかなか在宅での訓練に関わることのできなかった歩行訓練士にとって、ひとつの組織に登録して派遣されるという新しい形での関わりができるようになった。

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© 2006 日本ロービジョン学会・日本視覚障害リハビリテーション協会
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