医療法人社団誠敬会
2017 年 38 巻 2 号 p. 179-185
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
現在,歯科領域でも最も困難な再生療法の症例として,3 度の根分岐部病変が存在する.近年,歯科用内視鏡が開発され,分岐部にデンタルミラーを使うことなく,直視で観察しながら治療することが可能となった.この内視鏡にEr:YAG レーザーを併用し,健全なセメント質を温存しながら根面処理が可能であり,より予知性の高い根面組織の再生が可能となった.本術式にて,3 度の分岐部病変の再生療法を行い,良好な結果を得たので報告する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら