大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻
国立がん研究センター 東病院 医療機器開発推進部門
大阪大学 大学院歯学研究科 クラウンブリッジ補綴学・顎口腔機能学講座
大阪大学 大学院歯学研究科 歯科生体材料学講座
大阪歯科大学 歯科保存学講座
2024 年 45 巻 2 号 p. 127-135
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新たな根面う蝕診断方法として開発中の光学式歯質硬さ測定装置による象牙質硬さ測定メカニズムに関する研究を行った.硬さ測定のために圧子を象牙質に押し込んだ際の圧子と象牙質の接触投影面積である減光面積の理論式,測定値および圧痕面積の比較を行い,減光面積の物理的解釈を行った.その結果,実際の減光面積には,象牙質の変形に加え,象牙質から染み出す水分の影響が含まれ,さらに,弾性回復の影響により圧痕面積が減光面積と比較して小さくなることが示された.
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