昭和大学医学部細菌学教室
1981 年 41 巻 4 号 p. 445-449
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百日咳菌気管内感染マウスの局所性及び全身性免疫応答について研究を行った.感染後2~3週に採取した気管支洗浄液は受身免疫能を示すので, 局所性抗体の一過性産生が示唆された.血清中に見られる受身防御潜性は気管支洗浄液の場合よりも長期にわたって産生された.能動免疫は感染後2~3週から認められ, 4~5週で極めて強い防御能が獲得された.受身皮膚アナフィラキシー反応により, 感染後5~10週にかけてIgE様抗体が出現することが証明された.
昭和学士会雑誌
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