昭和医学会雑誌
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陰茎絞扼症の1例
永田 篤文小川 良雄檜垣 昌夫吉田 英機
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1988 年 48 巻 4 号 p. 527-530

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抄録

陰茎絞扼症の1例を報告する.症例は32歳, 既婚男子.悪戯にて鋼鉄管を陰茎に挿入後, 抜去不可能となり陰茎絞扼, 陰茎腫脹, 尿閉を主訴に来院した.鋼鉄管は消防署所有の空気鋸を用いて切断除去し得た.絞扼時間は約8時間であった.尿道損傷および勃起障害を認めなかったため, 術後12日めに退院した.

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