主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
JWセンターは、加入者側でCSVファイルによる大量の電子マニフェスト情報のやり取りが可能となる、Web-EDI機能を平成26年6月から提供開始している。加入者は大量の電子マニフェスト情報を取得することで、電子マニフェスト情報の有効活用を行うことができる。ここでは、今後の電子マニフェスト情報の有効活用を促進するために、電子マニフェスト情報の有効活用を行っている排出事業者、処理業者の利用例を報告する。Web-EDI機能を利用している排出事業者、処理業者は、電子マニフェストシステムと社内システムを連携することで、電子マニフェスト情報の一元管理を行い、各事業所で登録した電子マニフェスト情報の管理や収集運搬・処分終了報告を一括で行うなど、業務の効率化を図っている。今後の課題として、Web-EDI機能を利用する際のCSVファイルの取扱いを簡便にする必要がある。