主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第28回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 28
開催地: 東京工業大学大岡山キャンパス
開催日: 2017/09/06 - 2017/09/08
近年、廃棄物処理施設の整備及び運営事業をDBO方式で発注する自治体が増えてきており、その発注において、事業者の選定方法としては、総合評価落札方式が多く採用されている。 しかし、非価格要素の評価項目によっては、複数の民間事業者からの応募があるものの、技術力が拮抗していると事業者同士の差がつかなくなり、より低い価格で入札を行った民間事業者が落札者となるケースも少なくないこと、評価対象となる項目の数が多くなると、民間事業者は提案書の作成にかかる負担が非常に多くなり、参加意欲の低下を招く可能性があるといった課題がある。 本調査では、自治体の公開情報を基に非価格要素審査結果を整理し、評価項目として採用している事業の継続性というテーマに注視し、調査を行った。 調査結果では、小項目毎に、事業者同士の採点結果に差がつきやすい項目と差が付きにくい項目があることを明らかにした。