三重県では、産業廃棄物の適正処理の確保のため、監視・指導担当による継続的な立入検査をはじめとした監視・指導体制を強化している。この度、強化の一環として、産業廃棄物の不適正処理の是正指導において不可欠である廃棄物量を正確に把握するために、ドローン測量システムを構築した。同システムの構築により、これまでの人海戦術での測量と比べ、正確な廃棄物量の特定を短時間でできるようになり、全体像の把握にも大いに役立っている。さらに、ドローンを活用した測量では労力の軽減が図れ、安全性も向上することから、測量の機動性が高くなり、躊躇することなく積極的に測量を行うことができるようになった。