主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 30
開催地: 東北大学川内キャンパス
開催日: 2019/09/19 - 2019/09/21
飛灰をセメント固化することによる塩類溶出抑制技術の開発を目的として,セメント固化体の比表面積と固化体重量当たり溶出量の関係を明らかにするために,一辺の長さが異なる3種類の立方体供試体を作成しタンクリーチング試験を行った.その結果,比表面積が小さくなるにつれて無次元累積溶出量は減少しており,比表面積を小さくすることで塩類の溶出を抑制できた.今回用いたモデルは6cm以上の供試体の溶出現象をよく表現できると言えた。しかし、枯渇条件に近づくと計算値の方が実測値よりも大きくなる傾向が見られた。