廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: B1-5-O
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B1 廃棄物管理・計画(1)
既存不適格製品の広域継続利用のリスク評価に関する研究アスベスト(石綿)問題に係わる高等教育機関へのアンケート調査その4:若年層女性への情報伝達方法に関する一考察
*内田 季延
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抄録

日本では、現在も、建材を主として数千万トンのアスベスト(石綿)製品が生活のなかに存在しており、廃棄物としての処理には100年を超す期間を要するとされている。また、アスベスト(石綿)製品を廃棄物として埋め立て処分することは、国内各地に人工的なアスベスト(石綿)鉱山を設けていることにもなる。アスベスト(石綿)製品が生活圏に存在する期間だけでなく、処分したその後も含めて、正しい情報を次世代に伝えていく必要がある。筆者らは,アスベスト(石綿)に関するアンケートと調査を実施し、アスベスト(石綿)という言葉の認知すら十分ではなく、高等教育機関での情報伝達も限られ、特に若年層女性への情報伝達に課題があることが分かった。本稿では、各種情報通信メディア利用に関する調査結果を参考に若年層女性への情報伝達方法について考察する。

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© 2019 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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