廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-1-O
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A1 ごみ発生・排出抑制(1)
個人による意図しない散乱ごみに関する大学生意識調査
*藤倉 まなみ三浦 里佳子
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抄録

大学生200人に対する調査の結果、風で飛ばされる・落とす・置き忘れる等の意図しない散乱経験がある人は72%で、ポイ捨ての経験者21%より多い。非意図的散乱経験のある物品は、菓子や飴などのプラスチック製包装が多く、ペットボトルもポイ捨てと同程度であった。非意図的に散乱させたことに気づいた場合、ペットボトルやレジ袋など大きな物品であれば拾われる傾向にあるが、ティッシュペーパーや飴等の個包装になると、20%以上の人が全く拾わないか歩かなくてすむ範囲でしか拾わない。ポイ捨て経験があると拾いに行く距離は有意に短くなる。拾いに行く行動は、地面に落ちたことによる汚れや時間の余裕のなさ、悪天候で諦められやすくなる。散乱ごみの防止のために「ポイ捨て禁止」と啓発されるが、非意図的な散乱をして拾わない人は自分がポイ捨てをしているとは認識していない。今後は「落としたものは必ず拾おう」という啓発も必要である。

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