廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-2-O
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A1 ごみ発生・排出抑制(1)
廃棄物処理関連施設からの排水経由でのマイクロプラスチック排出と排出インベントリー
*恒松 雅大下 和徹塩田 憲司高岡 昌輝
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抄録

本研究は、日本の廃棄物処理関連施設からのMPs排出状況の把握、MPs除去に有効な排水処理の明確化を目的とした。計8施設を対象とし、各排水中MPsの個数濃度、種類、粒径、排水処理での除去挙動を調査した。別途アンケート調査により排出原単位を算出し、排水経由でのMPs年間排出インベントリーを推定した。結果は、原水と処理水中のMPs個数を比較すると99.9 %以上が除去され、排水処理の効果が窺えた。MPsの除去には、砂ろ過、膜処理、活性炭吸着、キレート樹脂塔などのフィルターが有効であるといえた。排出インベントリーは一般廃棄物の都市ごみ焼却施設から下水道へ29.6~2,100 kg/year、公共水域へ1.04~77.6 kg/year、プラスチックリサイクル施設から下水道へ18.4~203 kg/yearなどと算出され、環境中への影響は小さいと結論づけた。

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© 2024 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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