主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 35
開催地: つくば国際会議場
開催日: 2024/09/09 - 2024/09/11
本研究は、日本の廃棄物処理関連施設からのMPs排出状況の把握、MPs除去に有効な排水処理の明確化を目的とした。計8施設を対象とし、各排水中MPsの個数濃度、種類、粒径、排水処理での除去挙動を調査した。別途アンケート調査により排出原単位を算出し、排水経由でのMPs年間排出インベントリーを推定した。結果は、原水と処理水中のMPs個数を比較すると99.9 %以上が除去され、排水処理の効果が窺えた。MPsの除去には、砂ろ過、膜処理、活性炭吸着、キレート樹脂塔などのフィルターが有効であるといえた。排出インベントリーは一般廃棄物の都市ごみ焼却施設から下水道へ29.6~2,100 kg/year、公共水域へ1.04~77.6 kg/year、プラスチックリサイクル施設から下水道へ18.4~203 kg/yearなどと算出され、環境中への影響は小さいと結論づけた。