関西支部講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-2756
セッションID: 31107
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空力音響解析に向けた高効率かつ安定な高次精度discontinuous Galerkin法の検討
*宮田 和樹淺田 啓幸大上 芳文
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

Discontinuous Galerkin(DG)法は非構造格子上で高い空間精度を実現でき,空力音響解析に適した性質を持つ.しかし,更に細分化された手法の中でもどれが優れたものかが十分に明らかにされていない.本研究では,計算効率と数値安定性から4つのDG法の性能を比較する.幾つかの流れ場における解析を行った結果,計算効率については特に優れた手法は見当たらず,数値安定性についてはorder completeを用いるmodal DG法が優れるという結果を得た.order completeのmodal DG法が空力音響解析に適すると考えられる.

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© 2021 一般社団法人 日本機械学会
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