主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 日本機械学会 関西支部第100期定時総会講演会
開催日: 2025/03/19 - 2025/03/20
クランプオン式超音波流量計を用いた湿り蒸気の流量計測では,管内の湿り度や流動様式が,流量計の測定誤差に影響を与えることが分かっている.流量測定時に取得する超音波の受信波形は,流動様式の変化に伴い時間的に変化する.そこで本研究では,超音波流量計の受信波形から標準偏差や尖度などの特徴量を算出し,機械学習によって流動様式を判別することを試みた.さらに,判別結果と流量計測値を重回帰分析することで,流量計測誤差を予測できることを示した.