日本運動器看護学会誌
Online ISSN : 2435-001X
Print ISSN : 2186-635X
外来におけるスポーツ障害患者の競技特性と 治療の理解度の調査
藤本 敦子戸田 美奈子小川 ゆかり
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2006 年 1 巻 p. 82-84

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抄録
スボーツ患者258症例を対象に競技種目やレベルによる治療内容の違いに対し,その競技特性で治療の理解度 は変わるのか調査した.競技別での治療の理解度は,低年齢であるサッカーを除いて80%以上と,競技特性によ る理解度の特殊性は認めなかったが,レベル別での理解度については,競技レベルは高い理解を得られ,障害を 克服する意欲が高いためだと思われる. レクレーションレベルは楽しむことが優先であり,治療・診断に対する 関心が低いため理解度は低かったと思われる.
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© 2006 日本運動器看護学会
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