心臓核医学
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総説 学会賞技術部門受賞
胸部X線画像との画像融合を用いたMIBG心筋シンチグラムにおける心臓縦隔比測定ソフトウェア開発の現状
小保田 智彦原 武史福岡 大輔三木 一孝石原 匡彦多湖 博史安部 美輝片渕 哲朗藤田 広志
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2017 年 19 巻 1 号 p. 27-32

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抄録

123I Meta-iodobenzylguanidine (MIBG) 心筋シンチグラムに関する解析ソフトウェアは、検査結果の定量性を高めるために非常に重要である。われわれは、再現性よく心臓縦隔比を計測する技術開発を進めてきた。心集積が低い症例では、心筋領域の形状設定において、測定者ごとの違いが大きいと予想されることから、われわれは胸部X線画像を参考に心筋領域を定め、シンチグラムに重ね合わせて測定する手法を着想し、その基盤技術の開発を行ってきた。それら技術の臨床利用を想定した実用化研究として、ユーザインターフェースを付加したプロトタイプソフトウェアを作成した。そのソフトウェアの動作と計測例の結果を、2016年日本心臓核医学会学術大会の研究発表において発表した。そして、今後のソフトウェア開発の展望を明らかにした。本総説論文においては、本ソフトウェアで用いられる要素技術の概要と今後の開発予定を解説する。

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© 2017 日本心臓核医学会
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