長崎大学医学部生化学教室
1958 年 10 巻 5 号 p. 220-221
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以上の実験成績からD-及びL-Pyrroglutamin酸注射群は体重では寧ろ対照群よりも増加する傾向を示し, 検尿肝臓病理所見は共に著しい差を示さないことが認められた。従つてこの程度の量即ちRatte 1匹当り43mgを29日間に腹腔内注射 (初め約2週間は毎日5~6mg/kg, 次の2週間は10~12mg/kg) では無害であり, 日常我々の食品中に混入して摂取されるPyrroglutamin酸の影響は考慮しなくてもよいと思われる。
榮養・食糧學會誌
日本栄養・食糧学会誌
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