九州大学食糧化学工学教室
1969 年 22 巻 7 号 p. 462-467
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従来GOおよびFOを糖とNH2OHから直接合成することは極めて困難であったがさきに我々の研究室でGOの合成法が開発された。 しかしこれによってもFOの合成はほとんど不可能であったので, 反応条件, 生成物の分離再結晶などについてさらに検討改良を加えFOを容易に合成する方法を確立しこれを詳細に示した。 またこうして調製したFO結晶を用いて, 融点, 溶解度, 赤外線吸収スペクトルのほかとくにペーパークロマトグラフィーについて展開溶媒, 発色試薬, Rf値などの諸性質を明らかにした。
榮養・食糧學會誌
日本栄養・食糧学会誌
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