お茶の水女子大学食物学科
宝酒造株式会社中央研究所
1977 年 30 巻 1 号 p. 35-38
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1) 血漿コレステロール低下効果を示す傾向のみられた8種の担子菌について, Wakogel B-5UAシリカゲル薄層クロマト法によりエリタデニン存在の有無を調べたが, シイタケ, ツクリタケ以外の担子菌については, エリタデニンの存在が認められなかった。2) エノキタケについて, エタノール分画, 熱水抽出エタノール分画, イオン交換法による分画を行なった結果, エノキタケの血漿コレステロール低下因子は低分子区分に存在し, その有効成分はエリタデニンと異なるものと推定された。
榮養・食糧學會誌
日本栄養・食糧学会誌
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