栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
柿の食品化学的研究 (第3報)
ヘミセルローズについて
北原 増雄竹内 良光辻 勝治
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1955 年 8 巻 4 号 p. 139-142

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抄録

1. 富有柿の圧搾残渣から多糖類の分離を行い, pectin, hemicellulose及びα-celluloseとγ-celluloseをそれぞれ単離した。
2. Hemicelluloseの構成糖としてxylose, mannose glucose, galactoseの存在する事をpaper chromatography及び確認反応により確めた。尚1個の未詳の物質の存在を認めた。
3. Hemicelluloseは上記単糖類を構成糖とする極めて複雑な多糖類と想像される。
終りに臨み本研究に際し, 常に御鞭糖を賜つた本学農学部長高橋悌蔵博士に深謝し, 実験に助力せられた安藤幸三氏に感謝の意を表する。

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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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