東北大学農学部畜産学科家畜生理学教室
1983 年 36 巻 2 号 p. 125-128
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安価かつ容易に作製できる小動物用閉鎖式ガス代謝量測定装置を試作した。酸素消費量測定にはスパイロメータを用いた。一定量の酸素を系外へ除去して測定法を評定し, 十分な精度を確認した。二酸化炭素産出量測定は, 一定量の二酸化炭素を系内へ注入することにより2種の方法を比較検討し, 1N-水酸化ナトリウム水溶液へ吸収させ塩酸で滴定する滴定法が簡便で十分な信頼性を持つことを見いだした。以上のことから, 本装置は十分実用に耐えることが確認された。
榮養・食糧學會誌
栄養と食糧
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