日本栄養・食糧学会誌
Online ISSN : 1883-2849
Print ISSN : 0287-3516
某「学校病院」の給食における脂肪, α-トコフェロール摂取量および脂肪酸組成の調査例
吉川 俊一蒲原 一隆大江 武奥田 正三前田 理野々内 敦子駒井 利衣子
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39 巻 (1986) 4 号 p. 303-307

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抄録

小・中学生を治療対象とする病院給食の6日間にわたる, 朝・昼・夕食およびおやつについて, 脂肪, Tocの摂取量および脂肪酸組成を求めた。
1) 脂肪は, 制限食, 健常食ともに, 献立表に基づく計算値よりも, 実測で求めた摂取量のほうが若干低かったが, 脂肪エネルギー比25~30%の範囲内であった。毎食ごとの食事中の脂肪量は, 計算値と実測値の差の変動がかなり大きかった。
2) SFA, MUFA, PUFA比率は健常食で1: 1.22: 0.93, 制限食で1: 1.29: 1.04であり, SFAとPUFAは等量摂取に近かった。EFAは6日間を通じてエネルギー%以上の摂取量であった。
3) αToc/PUFAは0.37mg/gであり, 推奨されているαToc/PUFA値と比べ低値であった。

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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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