知能と情報
Online ISSN : 1881-7203
Print ISSN : 1347-7986
原著論文
東日本大震災時における Twitter の活用状況とコミュニケーション構造の分析
篠田 孝祐榊 剛史鳥海 不二夫風間 一洋栗原 聡野田 五十樹松尾 豊
著者情報
ジャーナル フリー

25 巻 (2013) 1 号 p. 598-608

詳細
PDFをダウンロード (3474K) 発行機関連絡先
抄録

ここ数年,Twitter をはじめとしたソーシャルメディアを日常的に利用している人は多くなっている.先の震災でも,情報収集手段として活用した人も多数いた.これらソーシャルメディアが,災害時の情報伝播にどのように寄与したのかを知ることは,将来起こりうる災害において,情報技術をより有効に活用するための重要な知見となる.既存研究にて,災害をはじめとした社会的なイベントを知るのにソーシャルメディアが有効とされている.さらに,情報伝搬に関しても様々な視点から議論されている.本研究では,震災前後3週間の約4億の Tweet データを対象に,ユーザの利用状況・行動・コミュニケーション構造を,全体ならびに地域単位で分析することで,ユーザの状況やコミュニケーション構造を分析・推定する.それにより,将来,個々のユーザに適した情報を伝搬するために必要な仕組みを提供するための基礎的知見を明らかにする.

著者関連情報
© 2013 日本知能情報ファジィ学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top