日本口腔腫瘍学会誌
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口腔紅板症の3症例
野村 幸恵柿澤 卓高野 正行高木 多加志野間 弘康村松 敬下野 正基
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1999 年 11 巻 1 号 p. 29-34

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抄録

紅板症は悪性化しやすい前癌病変とされているが, 白板症と比較すると発生頻度が低く, 報告例も少ない。われわれは最近の6年間に経験した口腔紅板症の3症例について臨床的ならびに病理組織学的に検討した。これらはいずれも臨床的には鮮紅色, 境界明瞭な病変で, 病理組織学的には中等度から高度の上皮性異形成であった。うち1例は経過観察中に悪性化した症例であり, 紅板症は可及的早期に切除するのが適切と考えられた。

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