日本口腔腫瘍学会誌
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舌癌のMRI診断
―CT像との感度の比較と病理組織像との比較―
岩渕 博史高森 康次朝波 惣一郎内山 公男田中 陽一
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キーワード: 舌癌, 腫瘍範囲, 感度
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2001 年 13 巻 Suppliment 号 p. 235-238

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抄録

今回われわれは, 舌癌原発巣における腫瘍範囲のMR像診断について検討を行った。対象は切除手術を行った舌扁平上皮癌T2~T4症例でMR像, CT像を撮影した42例である。MR像の感度は90.9%, CT像では35.1%で, 有意差をもってMR像の方が高かった。T1WI, T2WI, T1Gd-DTPAの中ではT1Gd-DTPAが最も感度が高かった。
MR像と触診の比較では腫瘍範囲に差はなかった。しかし, MR像と病理組織像では, MR像の方が短径では約40~50%, 深さでは約60~70%大きく検出された。

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