23 巻 (2009) 5 号 p. 673-680
急性発作に対する治療のポイントを記す.
1,家庭での対応
(1)患者と保護者に対して,発作時の対処法を発作の強度に応じて指示する.特に,致死的なことがある重篤な発作については十分に説明する.
2,医療機関での治療
β2刺激薬,ステロイド薬,アミノフィリン,イソプロテレノール,酸素吸入,輸液など,発作時に用いられる薬剤の作用や副作用ならびに投与方法を熟知する.発作の強度(小発作,中発作,大発作,呼吸不全)を,症状,酸素飽和度,可能ならば肺機能などを用いて素早く評価し,その重症度に応じて迅速に治療を進める.特に重症発作に対しては敏速な治療が求められる.