埼玉県立寄居こども病院
国立療養所南福岡病院小児呼吸器科
1989 年 3 巻 2 号 p. 151-157
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運動刺激により蕁麻疹から呼吸困難, 意識消失などの強い全身症状を呈する運動誘発性アナフィラキシーの2例を報告した. 1例は, 13歳男児で, 他の1例は, 本邦では極めて稀である食物依存性の14歳女児であった。両症例とも従来の報告と同様に思春期に発症し, 血清IgEが高値で, 発症の背景にアトピー性素因が示唆されるなどの共通点が見られた.
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