日本小児循環器学会雑誌
Online ISSN : 2187-2988
Print ISSN : 0911-1794
ISSN-L : 0911-1794
Reviews
検査・処置における鎮静・鎮痛
糟谷 周吾
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2014 年 30 巻 6 号 p. 612-623

詳細
抄録

鎮静鎮痛(procedural sedation and analgesia:PSA)を安全に行うためには,システム的アプローチをとることが大切である.PSAは,基礎疾患を背景に持つ患者に対する目的(処置や検査)に対して,それらを安全かつ快適に遂行するための医学的介入である.したがってPSAの利点と合併症について十分理解し,目的とする処置や検査への利益と天秤にかけたうえで,その具体的方法を決定し,管理を行うことが望ましい.

著者関連情報
© 2013 特定非営利活動法人 日本小児循環器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top