小児歯科学雑誌
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岡山大学歯学部小児歯科診療室の浮遊細菌(気菌)数の変化
松村 誠士西村 美智子宮城 淳尾形 小霧壺内 智郎岡崎 好秀三宅 香平野 慶子板谷 千穂柚木 弘子中村 隆子下野 勉
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1999 年 37 巻 3 号 p. 449-452

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抄録
小児歯科診療室の院内感染対策を考える上で,室内空気の汚染状態を調査することを目的とした。本研究では,計23日分,8時台から20時台までほぼ1時間おきに診療室内の浮遊細菌(気菌)数を吸引式サンプラーを用いて調べた。同時に,室内人数と患者数を調べ浮遊細菌数との関係を調べた。そして次のような結果を得た。
1.気菌数は患者数と有意な相関性を示した(r=0.67,P<0.01,n=223)。また室内人数とも有意な相関性を示した(r=0.60,P<0.01,n=223)。
2.気菌数は診療開始時より11時前後にかけて増加し,12時から13時にかけて減少した。午後は再び15時から16時にかけて増加した。気菌数の増減は室内人数の経時的な増減パターンと類似した。
以上より,易感染性の患者や感染性疾患をもつ患者の治療は,本診療室では気菌数の少ない診療開始時もしくは,午後の一般診療開始前が好ましく,室内人数の多いときは,室内の換気など空気の清浄化をはかることが好ましいと考えられる。
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© 一般社団法人 日本小児歯科学会
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