日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(04) 運動生理学
04生−25−ポ−15 運動と睡眠の関連についての研究動向
高校生以降の健常者を対象に
*田邊 弘祐野井 真吾
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p. 163_2

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抄録

 近年、運動と睡眠に関する研究が精力的に行われており、報告される論文数は年々増加している。そこで本研究では、現在までの運動と睡眠に関する研究を概観し、同分野における今後の研究課題を明らかにすることを目的とした。国内の文献はCiNiiを利用して(運動OR身体活動) AND (睡眠OR昼寝)等のキーワードで、海外の文献はPubMedを利用して(exercise OR physical activity) AND (sleep OR nap)等のキーワードでそれぞれ検索した。その結果、“運動が睡眠機能に及ぼす影響”では運動の影響を睡眠ポリグラフのみで評価した報告が大半を占めており、それ以外の生理的メカニズムについては十分に検討されているとはいい難い状況にあった。また、“運動が睡眠機能に及ぼす影響”においても、“睡眠が運動機能に及ぼす影響”においても、一時的な運動や睡眠の影響を検討したものがほとんどである状況も確認できた。以上のことから、習慣的な運動状況や睡眠状況の影響を種々の生理指標を基に検討することが今後の研究課題として期待されているとの結論に至った。

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