日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(09) 体育方法
09方−26−ポ−21 大学女子中長距離走者におけるピッチと上下動がランニングエコノミーに及ぼす影響
*大森 由香子榎本 靖士関 慶太郎
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p. 263_3

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抄録

 これまでにピッチの減少に伴って身体重心の上下動の増加などがランニングエコノミーの低下の原因となっている可能性が報告されている。そこで本研究は、大学女子中長距離走者のピッチと上下動がランニングエコノミーに及ぼす影響を検討することを目的とした。被験者は大学陸上競技部で中長距離走を専門とする女子選手7名とした。傾斜1%のトレッドミルで最大化テストの結果をもとに算出したLT速度の95%の速度で、ピッチを規定した3分間のランニングを5本行わせた。1本目の試技では自然なピッチを計測し、2本目以降の試技では90%、95%、105%、110%のピッチでのランニングを行わせた。ピッチはメトロノームを用いて規定し、実施する順序は無作為とした。各試技中に酸素摂取量(VO2)、上下動、左右動、沈み込み、ブレーキ、接地時間、空中時間を測定し、試技終了後に運動中の心拍数(HR)、主観的運動強度(RPE)および運動後の血中乳酸(bLa)を記録した。その結果、1分間のVO2は、100%ピッチと比較して90%ピッチで優位に高い値が認められ、二次の多項式で近似した結果104%ピッチで最も低い値を示した。

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© 2016 一般社団法人 日本体育学会
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