日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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地域連携企画シンポジウム
障がい者専用スポーツ施設における障がい者スポーツ振興の取り組みと課題
三上 真二
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p. 26_1

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抄録

 1974年、全国に先駆けて大阪市長居障がい者スポーツセンターが設立されました。その12年後には東京都障害者総合スポーツセンターが、そして1997年には大阪市で2つ目となる大阪市舞洲障がい者スポーツセンターが設立されました。

 私自身、偶然ですが、東京の総合と舞洲の両館の設立時に指導員として勤務し、東京と大阪の違いを感じながら、障がい者専用スポーツ施設がスポーツ振興にどのような役割を果たしていくべきかを目の当たりにしてきました。

 そして現在、大阪市長居障がい者スポーツセンターの一員として、その歴史を継承しながら新たな取り組みに着手しています。長居は、「いつ一人で来館しても指導員や仲間がいて、安心していろいろなスポーツを楽しむことができる施設」として運営し、「専門性・先進性・地域性・国際性」の4つのキーワードのもと、障がい者のスポーツ振興に取り組んでいます。今回は、その取り組みと課題についてお話ししたいと思います。

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