日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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パラアスリートに対する心理サポート
パラリンピックにおける心理サポートの活用
荒木 雅信
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p. 28_1

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抄録

 近年、パラリンピック選手への科学サポートの現場的・実践的研究が増えて、その成果がパラリンピック競技の現場に活用されたことで、そのコーチング・システムに飛躍的な変革をもたらした。なかでも、パラリンピック選手への心理サポートは、アテネ2004夏季およびトリノ2006冬季パラリンピック競技大会以後、心理サポートの重要性がJPCで認知された。ロンドン2012夏季大会から心理スタッフが選手村内に配置され、インチョン2014アジアパラゲームズでも、マルチサポートハウス内に心理スタッフが配置された。また、リオ2016夏季大会ではハイパフォーマンスサポートセンター(旧マルチサポートハウス)内に心理サポートエリアが設置され、専任スタッフが村内・外でサポート活動を実施する。

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